2010年06月

ディレクターって

相談メールで「企画者や、ディレクターになりたいんですけど、
ディレクターがどういう職種かわかりません」というメールを
頂きます。

確かに判り辛い職種だな、と思います。
調べればそれなりには判るんですが、
それでも実際に一緒に働かないと、
イメージが全然つかないと思います。

それに横文字の職種だし、肩書きはえらそうだが、
何をしてる人なのかわかりづらいという印象がある。

イラストレーターは絵を
サウンドは音楽を
声優は声を

表現するものが「形」になってるものは、
わかり易いのだが、そうじゃない仕事は、
なるほど、何をしてるのか判り辛い仕事である。

僕なりに判りやすくいうと、
ディレクターというのは「監督」である。

つまり企画や配役の方向性、
物語の方向性、
ゲームデザインの方向性、
等々、色々な作品の方向性を決める。

プロデューサーが「座組み」を作る仕事だとしたら、
ディレクターはその「座組み」の中で、
どれだけ面白い作品を作れるのかが仕事、ということになる。

その中でどれだけ自分の監督としてのカラーリングや、
エッセンスを、役者やイラストレーターや音楽と合わせながら
盛り込んで、期間内や予算の中で作品を面白いものにするか、
というのが仕事である。

色々な人達ととにかくコミュニケーションする機会が多い
ので、コミュニケーションスキルが必須です。

また同時に自分で描いてるヴィジョンをどう相手に伝えるのか、
そのヴィジョンを伝える手段もすごく大事です。

タスクの優先度や整理、
企画書やプレゼンテーションの技術というのは、
後から勉強できるのですが、素地としてやっぱり一番大事なのものは、
「コミュニケーションスキル」と「ヴィジョン」です。

そして何より、ディレクターは誰よりも作品を理解して、
愛してなければならない。

熱意。

膨大な時間をその作品に注ぎ込む覚悟。

現場が頑張ってる以上に、
自分が時間をかけて頑張らなければならない。

同時にクリエーター達が持つ引き出しから色々なものを、
引き出さなければならない。

ちなみに僕がディレクションさせて頂いた作品で作詞をするのは、
作品をより深く愛すための一つの手段です。

まだまだ未熟ですが、この業界を目指してる人への
アドバイスになればと思います。


ちなみに堅く書いてますが、
好きからスタートでいいんです。

若いうちは遊びたいし、
色々な体験をしたほうが絶対にいいです。

でも、どんなときも作り続ける。
馬鹿にされても続ける。
あきらめない。
誰に何を言われようと作り続ける。

真面目で品行方正であることが美徳かというと、
それも大事なことなんですが、物事の「毒」や「裏」を知っていない
とエンターティメント業界でのディレクションなんてできません!

ちなみに僕は品行方性です。
ヒワDとか言うな!

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