2010年10月14日

就職について

来年就職活動がはじまり、今から就職について考えろと言われています。
ゲーム会社で働きたいと思いはじめたのは短期大学に入学したあとで、
短期大学に進んでしまいました。
やはり専門学校で知識をつけなくては入社することは難しいでしょうか?

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Blogのメール経由で質問を頂いたので、
僕が応えられる範囲でお答えします。

まず職種によります。
個人的な見解なのですが、専門学校で勉強できるメリットは、
いくつかはあるのですが、ゲーム系の専門学校を出てるからといって
就職できるとは限りません。

学校で有利なのはなんでしょうか?それは、

・同士を見つけられる(ゲーム業界を希望する)
・コネクション(業界への)
・環境(ゲーム開発の)

です。これは大学に通っていては揃わないものです。

ただ、基本的にはどこで何をしてようと、

・人柄
・やる気
・実力


で決まると思って下さい。

専門学校を出てる人たちが有利である、というのは
特に関係はありません。グラフィック、サウンドは関係する
ことが多いですが、制作・企画系はあまり関係ありません。

先にあげた3つのポイントなのですが、
特に実力は勿論なのですが、ゲーム系の企業が重要視する
のは「人柄」です。理由は共同作業だからです。

 6の実力の人で(明るい・前向き)
 7の実力の人で(我儘そう・社会常識がない)


だと、6の人をとります。7ではなく30ぐらいの実力であれば
その限りではないかもしれませんが。

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基本的には新人で即戦力で活躍することは、
期待されていないと思って下さい。

僕も一番最初は地味な仕事ばかりでした。
ゲームのデバッグや倫理チェック、事務、先輩達の手伝い、
そこからチャンスがあったときに、必死にアピールをして、
周りや上司に認められていきました。

新人の場合は、まずは半年位試されて、この人ならいける、
と周りが認めたら、徐々に仕事を任されていくのが、通常の会社です。

そこで「普通の人よりどれぐらい違うことが出来るか?」です。

周りへのアピールです。与えられたことをやるのは当たり前です。

僕が徹底したのは仕事をした上で「何か他に手伝うことありますか?」
という御用聞きです。無いといわれても、何かありますよねー、という
感じでとにかく仕事くれくれ!言いまくりました。

結果、こいつはやる気があるやつだ→任せてみるか、という流れになりました。

任せられたら、それはそれで多分人の二、三倍働きました。

帰るのも一番遅い。与えられた仕事の中で余計なことまで、
色々提案して、企画書作ったり、文言作ったりさまざまな
提案をしたからです。

それから試用期間中は、上司より絶対先に帰らない、というルールを
自分で課して、結局それはその後、五年間ぐらい続きました。

早く帰りたいときも当然ありましたが、
結果「岩崎は頑張るやつだ」というレッテルが張られました。

それはそうです、上司が会社に来る前に会社に居て、
上司が帰るときに会社にいるわけですから、
ずっと会社に居るように見えたでしょう(実際居た)。

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それから、どんな職種であれ、新人のころに一番大事なのは素直さです。
素直な人は、先輩達から色々な知識を盗めます。

ただ、技術は教えられるのですが、
性格形成は社会に出てから修正されるものではありません。
使えない、合わない、と思われたら、
それだけの仕事しか任せられないのが当たり前です。

そして「誰かが何かをしてくれる」「声をかけてくれる」と思ってはいけません。

誰も何もあなたの為にしてくれません。
勿論、アドバイスはしてくれますが、所詮他人です。


考え方が違うんです。

人生に責任を持ってくれるのが会社ではなく、
働く意味での保障や対価は支払われますが、
逆に、会社を自分で動かして、そこに責任を持つ。

それでこそ働くことが楽しくなります。

ただ、好きな仕事でなければ、
上記のような考え方にはならないと思います。

だから好きなことを仕事にするべきなのです。

社会人になったときから、企業や会社に所属してからは、
毎日がアピールの連続でなければならないのですが、
以外と、そういうところが判っていない人が多いです。

会社に入るのはゴールでもなんでもなく、
新たな自分自身の挑戦のスタートです。

上記は僕の経験であり、正解か正解じゃないかは、
人それぞれの価値観だと思います。


つらつらと思うがままに、書きつづりましたが、
少しでもお役に立てればと思います。