2013年09月23日

モチベーションとは?

先週は幾つかのミスがあって、
モチベーションが下がる、という言葉を良く聞いた。

 ●失敗をした
 ●評価をされない

という所が主で、自分自身のやる気が下がる、という
意味合いだと思う。

仕事は失敗はつきものではあるし、失敗を肥やしにしなければ、
先に進めないのも事実だが、失敗を人のせいにした瞬間に、
成長が止まる。

なぜ人のせいにするか、というと、人のせいにすれば、
自分が悪くない、と(自分自身に)言い訳できるから、だ。

自分が悪いんです、と言える人と、
誰かが悪いんです、と言ってしまう人には、
大きい差が産まれてしまう。

愚痴と、責任転嫁は違う。

愚痴は構わないが、責任転嫁で、責任があいまいになると、
結局すべてが靄の様な状態になってしまう。

誰だって、自分が悪いです、というのは怖い。

人間は人からの評価で存在価値を確かめる部分があるから、
人から嫌われることは、誰だって嫌だから。

自分なんかはモチベーションの低下を入る隙間が無いぐらいに、
仕事を詰めてしまうのだが、通常だと、あまりそのやり方は通用しない
というのもわかっている。

会社員として働いてた時にも、ずっと思ってたことは

 「悪口いってるけど、この人、暇なのかなあ?」

という漠然とした思いだけだった。

 「それなら、自分で直せばいいのに」

と思ってたのだが、会社でそういった行動をしてる人は稀有で、
逆に自分の事を冷ややかな目で見る人間が多かった。

 「何やってんの?」
 「どうせ何も変わんないでしょ?」
 「上部に取り入ろうとして」

叩かれまくってた、という噂を聞いたが、正直自分にとっては、
大したことがない、と言えるぐらいには、自分の目的がはっきり
としていたので、スルーをしてた気がする。

少し話がそれてしまうのだが、自分の一番最初の目的は

 「良いゲームをつくって、自分が会社を変える」

という今考えてもおこがましいが、でも、そういう気持ちで入社した。

5年ぐらい過ぎた時、もう一つの事実に気付く。

「(良い)コンテンツを作るためには」
「(色々な意味で)環境が必要で」
「その為にはコンテンツだけを作ってては」
「世界は何も変わらない」

ということだ。

デベロッパーとパブリッシャーの違いを嫌というほど、
勉強させてもらった。

チラシ一枚すら、自分達で決められない、作れない。

(良い)コンテンツを作るのは、前提、になった。

だが、その期間、コンテンツを作り続けたことが、
自分にとってもクリエイティブの母体、経験となってるので、
結局は一番最初は「良いコンテンツを作りたい」と思う気持ち
が一番大事なのだと思う。

やる気は無限に湧いてきた。
昼夜寝る間も惜しんで働いたが、
会社に対しての不満はなく、
どちらかというと「もっと伝えたい=広げたい」という、
気持ちの方が強かった。

VitaminBLOGを毎日書いてたのもその頃だ。

ここでディレクター気質よりも、プロデューサー気質が芽生えた。

一番モチベーションが下がったのは、
社内の調整だった。

正直、下らない。

誰が、どう、誰が、こう。

で、誰が、コンテンツの事を考えてるのか?というと、
そういう席では誰もコンテンツの事を考えてるわけではなく、
自分の事ばかり考えている。

げんなりした。

でも組織に生きる、というある種の側面はそういうことだし、
その組織を変えなければ、自分の目的がかなわない、
ともわかっていたので、認められるべく努力した。

でも、認められなかったし、以前にも書いたが、
企画書を裂かれたこともある。

自分より、この人は仕事はできないだろうな、という思いはあったけど、
別に世の中の多くのことは、そういう「事実」だけで動いておらず、
少なくとも計らうことが大事である、と知った。

だから、お酒もいっぱい付き合ったし、馬鹿もした。

今から、12年ぐらい前、26歳ぐらいの時だった。

「わかってもらいたい」という気持ちは誰にでもあるものだし、
自分だって自分のやってる事に対して「わかってもらいたい」という
気持ちは常にある。

社内外、経営、クリエイティブ、すべて。

でも、それは「自分や、社内の評価」ではなく、
「お客様からの評価」に変わった瞬間、
自分がやってる仕事の意味が、はっきりと判った。

だから、自分は常に言ってる、

 お客様からの笑顔の為に、

という言葉は、そういった部分から感じた言葉だったりする。

 別に俺(会社)の事は、いいから
 対策が一番大事だよ

と良く言ってるのだが、それはつまり

 お客様の為に、何ができるのか、まずはそれを一番に考えてね

という意味だったりする。

そして、PDCAのサイクルを常に意識しないといけない。

失敗は自分もいっぱいした。

でも、モチベーションはどこにあるかというと、
自分の中で変わらない限り、他人の言葉で変わるのは、
表面的なものでしかない。

他人の言葉では、後押しされるだけで、
本当の意味でのスイッチは自分の中にしかない。

自分が、どう仕事と向き合うか、その喜びはどこにあるのか、
を考えた時に、本当のやりがいが出てくると思う。

『それ』を見つけたスタッフになってもらいたいし、
自分もそのスタッフを活かせる環境づくりを、
更に心がけたい、と思っている。