全然足りない

心の奥底で何かがふつふつと爆発する。
生み出したい、表現したい。

みんな言葉ではいう「新しいもの」を。
でも怖いから、新しいものを生み出せない。

僕だって同じだ。

評価されてるものを、ゼロにするのは勇気がいる。
それにすがりたい、やり方を踏襲して、
繰り返すのはすごく楽だ。

でも常にそこに懐疑的な気持ちを抱く。

これじゃダメだという緊張感に悩まされ、
いくら言葉をかけてもらっても消えない危機感。

目の下がぷるぷると常に痙攣する。

魂のぶつかり合いをしたい。
今だからこそ出来る魂のぶつかり合いを。

瞬間的に壊れてもいいじゃないかと思うほどの気持ちが、
色々な状況で自分をドライブさせる。

もう出てこない、頭が鉛のように重い、
何も出ない、眠い、辛い、でも振り絞って出さないと、
新しい刺激は何もない。

何処までいっても浮かぶのは、
あの時、見た声援と歓声、そして笑顔。

大抵、多くの人は笑う。
笑いが免罪符かのように笑う。

「じゃあ、仕方ないよね」

あらゆることに便利な言い訳をする。
そして自分を守る、決して壊さない。

越えたい、何を?、他人ではなく自分を。

だからやっぱりどこまで行っても、
全然足りない。

愛しても愛し足りない愛しても愛し足りない
(2004/05/26)
Fayray

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