Twitterで頂いた質問の返答!

すみません、回答が遅くなりました。

リプ頂いてた中学生の方もBlogを書いてくれたみたいで、
こういった交流も定期的にできるといいかも
しれませんね!

基本的に「答え」は自分にしか出せないと思うのですが、
何かしらのヒントになればと思います。

以下、Twitterで頂いていた内容のご返答となります。

例によって長くなりそうなので、
追記から確認して頂ければと思います。


※以下、幾つか質問文章を省させて頂いてますが
ご了承ください。

■「こういう性格の人とは仕事がしやすい」


相手を気遣える人

それが一番です。

お互い気遣いができると物事がスムーズに
進みますね。

気遣いは優しさや思いやりであり、
優しさや思いやりは想像力です。

あと自分のことしか考えていない人は、
とても悲しいというか、残念ですね。

■現在高校生ですが、中学生の頃から
ゲーム業界に就きたいと思ってます!
大学進学についてどう思うか。


大学に進学する意味は結局のところ、
好きなところを伸ばす期間だと思っています。

学科や進路が定まらないまま、
進学してもいいのですが、そこまでに
何らかの「好き」を見つけておき、
将来「職」に関連することを勉強しておき、
コミュニケーションスキルやコネを伸ばす、
そんな場所ではないでしょうか。

大手の会社は大卒じゃないと採用されない
ケースも少なくないですが、それはつまり

「学歴を比較した場合、大卒のかたの方が、
良い人材である可能性がある」

という可能性で見るケースが多いです。

膨大な履歴書の中から選ぶ場合、
やはり学歴は重要視されます。
※選別される、という意味合いにおいて。

ただ、ゲーム業界の場合は、実力さえあれば、
あんまり関係ないというのも事実です。

また新卒よりも中途を重んじる傾向があるので、
他職種で社会人経験を積んでからの転向、
といったほうが実はチャンスがある気がします。

なお履歴書は大切ですよ。

「自分はできるのになぜ」と思う方もいらっしゃると思いますが、
履歴書は名刺の様なものなので、写真のうつりや、文章等
含めて、きちんと書かれてるとやはり好印象です。


■今されていることをいつからやりたいと思い、
実現できるまでにどれくらいかかりどんなことを
して来られたのかご経緯は?


文章を書き始めて、企画し始めたのは中学二年生。
きっかけは父親が与えてくれた時代小説とファンタジー小説。

中学二年生から、ずっと今まで空想というか、
企画は実現しないもの含めて考え続けてますね。

常に企画ノートが手元にあります。
最近はEvernoteを活用してます。

開発会社時代には企画書の没の本数は100本どころじゃないです。
最初考えてたものはすべて没。

務めていた7年間ほどの期間で、
300本以上は企画や企画書を書いた記憶があります。

18禁の移植ものからBL、携帯ゲーム機、麻雀、英会話、原作もの、
SIMPLEシリーズ、パーティゲーム等、作った「ゲーム」は大小含めて
70本以上でしょうか。

たとえば
コレとか、
コレとか、
アレとか、
ソレの記事とか、
コレも、
コレも。

乙女ゲーム以外で様々なゲーム制作の経験を
させてもらったことが今の自分の土台になってます。

またそこで知ったのは「いくら企画書が良くても」
「人間関係を築けないと」「通常の会社だと企画は通らない」
ということでした。

Rejetではそういうシステムはとってませんが、
大抵の大手や中小は既得権益層がいるので、
まあ企画は通りづらいでしょうね。

つまり人のコミュニケーションが不得手な人間は、
制作やディレクター、プロデューサー、企画には
向いていないです。

自分の周りで「業界で生き残ってる女性プロデューサー」
の人物像を言うと

 ・めちゃくちゃ働く&現場にいる
 ・コミュニケーションスキルが高い
 ・上層部ととにかく仲が良い
 ・信頼して、とにかく任せる&任せられる
 ・男性の扱いが上手い
 ・色々なお金の勘定ができる
 ・コネクションがある
 ・色々な経験をしてる(制作一本ではない)
 ・後腐れのない、気持ち良い嘘をつける


あと、これはどれぐらい関係してるのかわかりませんが、
「お酒のお付き合い」ができる人は多いです。


■グラフィッカーとして求める人物像なども聞きたい

これは純粋にイラストのレベルですね。
履歴書よりもイラストのうまさを重要視します。

人物像は同じくコミュニケーションスキルが高く、
会議できる人が好ましいです。

また会社では

 ・フォトショップ
 ・イラストレーター
 ・SAI
 ・Microsoft各種(Word,Excel,Powerpoint)


は確実に使うことが多いのでこれらのスキルは必須。

更に「キャラクターデザインセンス」だけではなく、
「2DUI」や「ロゴデザイン」等もこなせると良いです。

「デザインができる」と「イラストが描ける」は別物です。

キャラクターデザイナーは更にゲーム業界では、
デザイナーよりも更にハードルが高いです。

またキャラクターデザイナーも、

「絵を描けるだけの人」は「売れなくなったら」
「食べれなくなる」その時に「総合的な力があれば」
「ゲーム会社で様々なサポートができる」という考えです。

ただイラストは一擲入魂で挑む職種なので、
イラストに力があれば、やはりそちらのパワーの
方が強い業界でもあると思います。


■学生に望む資格・検定は?
■志望動機が好きだけで、特別なスキルはないけど?
■業界に入れる最低年齢や職歴は?


資格や検定は、特にありません。

資格や検定は履歴書で有利になるものですが、
今のRejetの社員は資格や検定で選んでません。

・各職制ごとのスキル
・熱量があるか
・コミュニケーションスキルがあるか
・職業経験を積んでるか

等で見ます。

ただPCや上記で上げたようなスキルは、
必要だと思います。

制作職もですが、

 ・フォトショップ
 ・イラストレーター
 ・Microsoft各種(Word,Excel,Powerpoint)


が使える事、またスキルが高いことは絶対に
有利に働くと思います。

大手であれば別ですが中小企業で資格を重要視
してる会社は少ないと思います。

取っておいて損はないですが、
履歴書を見た時に「興味を引く材料」になる、
という程度でしょうか。

また「好き」であることは大前提です。

基本的な上記のようなPCスキルを持ってることと、
同時に他職での経験等を積んでると有利でしょうか。

他職の場合はやはりコミュニケーションスキルを
重要視します。

コミュニケーション(笑)と思うかもしれませんが、
ほとんどの仕事は人と話して決めるので、
コミュニケーション(笑)と思う人は、
正直この業界は向いていないと思います。

天才的な才覚を持っているならば別ですが、
基本的にはコミュニケーションが大事です。

僕は天才ではないので、
コミュニケーションスキルを高める努力を
結構してきました。

仕事に必要だからです。

「自分が考えてることを伝える手段」
「それを通す手段」
「実現してもらう手段」

すべて「コミュニケーション」が必要です。


いいからやれ、は前時代的ですし、
そんなやり方では人は動きません。

心の原動力が必要なんです。

純粋に、

 ・色々な人と話す
 ・色々な人の話を聞く
 ・コミュニケーションスキルの本を読む

等です。


年齢は難しいところですが、
20代後半までが一つの判断基準にはなりえます。

どんな職種でもですが、ある程度の経験とガムシャラに
働くということは上の立場に上ろうとするならば、
絶対に20代でしておいた方がいいからです。

とくにゲーム業界や制作職はハードなので、
20代である程度の経験を積むべきです。

僕も20代の後半の時は364日会社の為に働いてました。
※冗談ではなく、31日まで働き、正月2日から制作してました。

そうやって上に認められていき、
30代に入り、「人が使える管理職」に回ら
ないと厳しいからです。

管理職というか「人を扱えない人」は、
僕が知る限りでは続きません。

職歴は上記した通りですが、
あまり重要視されません。

■ゲーム業界にあるたくさんの部門や職種の中で、
どういった種類のお仕事にはどんな人が向いている


プロデューサー=企画を理解し、座組みとお金を引っ張ってこれる人

ディレクター=作品への愛が一番強い人

プランナー=色々な企画を立てられる発想力とデータ整理能力

キャラクターデザイナー=一枚のイラストにオーラがある人

デザイナー=デザイン能力が高い人

営業=コミュニケーション能力と行動力


ざっくりとした「向いてる」方向でいうと、
上記のような感じでしょうか。

あとは制作職や営業職は清潔感があること。

服装やメイク等もそうですが、
人とふれあう職業なので、
不潔な人や身なりに気遣えない人は、
やはり「自己管理できていない」と思われます。

服装はその人の環境で変わってしまいますが、
やはり人の印象を決定づけるものなので、
自分に似合ったものを早くに見つけられると、
より良いのかな、と思います。



長々となりましたが、具体的なことをあげると
上記のような感じでしょうか。

一つの意見として、ご参照にして頂ければと思います。

こちらの業界でお会いできることが
出来たら、嬉しいです。

僕もその時まで続けられるように、
経営や制作を日々努力していこうと思います。

色々問題点が山積みなんですよ。
会社にも自分にも。

いつまで経っても楽にさせてもらいませんが、
楽になりたいとはあまり思いません。
※まあたまにぬるま湯にはつかります、人ですから。

ただ仕事をして生きていくってことは、毎日課題が見つかり、
それを改善していくことだとも思うのです。