ほぼ素人が25歳から目指すにはもう遅い?

Twitterでお悩みのリプライをもらったので、
自分が応えられる範囲でお答えします。

○現在25歳なんですが、ゲームグラフィックデザイナーになりたくて
来年から専門学校に通うか迷っています。


まずゲームグラフィックデザイナーという職業は、
区分すると、

 ・2DCG
 ・3DCG
 ・キャラクターデザイン
 ・背景


と大きく区分けされおり(もっと細かいですが)
どの分野を専門的に目指してるのかだと思います。

ゲーム会社に入ったらゲームの「キャラクターデザイン」を出来る、
というのは間違いで、経験と実績を積み重ねない限りは、中々、
「キャラクターデザイン」には携われないです。

それよりも幅広く「ゲーム制作」に関われる能力が求められます。

 ・画面作成の技術
 ・データ加工技術
 ・ロゴ作成の技術
 ・模写やパースをとれる


等、デザインと呼ばれる分野は2DCGは幅広くあり、
「絵」を描くことだけが、ゲーム業界の仕事ではないです。

花形の「イラストレーター」は残酷な職種でもあります。

売れたら評価されますし、売れなかったら使われない。
当たり前のことですが、サラリーマンとは違います。

ですので「ゲーム業界で継続的に働く」を意識するなら、
「イラストが上手」を目指すよりも、幅広く技術を持ってた
ほうが、遥かに生き残れるわけです。

もしイラストを頑張りたい、というのであれば、
現実も知った上で、努力するべきです。

悩みながらも、そういった努力をしてる人はいっぱいいます。

ゲームの専門学校は幅広く、勉強できますが、
専門的な知識に特化する為には、まず目指すところを、
「入った段階で絞り込む」必要があります。

なぜなら専門学校は2年間がほとんどで、
2年制で技術を劇的にプロレベルまであげるには、
本人が授業以外に本当に好きで取り組まない限り、
まず、プロレベルには到達しません。


なんで、まずは「何を目指すのか?」を明確にするべきで、
そうしないとスキルを取得できないです。

また大概の学校の生徒は二分されてます、
「やる気がある生徒」と「なんとなくの生徒」です。

周りに染まらず、自分が目指す「技術」を「取得する場所」であり、
慣れ合う為に行かない、という意識をまずもつこと。

ただ適度なコミュニケーション技術を学ぶ場所でもあるので、
周りとのコミュニケーションすることは必須です。

四大卒でも、上記の技術というのは自分で勉強することもできますし、
美大卒が大手で採用されるのは「小手先の技術」ではなく、
「根っこの技術」があるかどうかを見るからです。

画像ツール等は、自分で本気で勉強しようと思えばできますが、
「根っこ」はその人が培ってきたものだからです。

専門学校だけでなく、これはどこでも同じだと思いますが、
「統計的に見て」四大卒の採用の方が大手は多い理由は、
そういった事だと思ってください。

「素地」を見られ、その時点での「才能」の判別もされます。
※仕事として教育するに耐えうる才覚か。


○専門学校の講師からゲームメーカーさんは年齢が上がるほど実力を
求めてくる


これは中途採用という意味ですね。

キャリアを積んでる人は年齢が高いので、
相応の実力を求めることは事実です。

新卒と、中途であれば、中途は即戦力を確実に求めます。

○ほぼ素人が25歳から目指すにはもう遅い?

自分が一介の学校の教師から、
ゲーム業界を目指したのは26歳の時でした。

※勿論、企画や作詞の走りみたいなことは、
小学生の頃から、ずっと続けてましたが。

大きな運と、周りの人に支えられて、
11年後、今の立場になりましたが、
26歳の時に「もう遅い」とは思わなかったです。

焦りはあったけど、自分なら出来る、と思ってました。

ただどの場面でも、よく考えました。

あと努力する、というのはこれは前提なので、
特に書きませんが、僕は自分の事を努力型の人間だと
思っています。

人と違う才能はあったとしても、
その才能が認められるまで、
企画書やプレゼンを繰り返しました。

大小1000本以上は軽く書いたんじゃないかな?

大抵はデータの海の藻屑となりました。

あと、周りとのコミュニケーションを大事にしましたよ。
仲間や、上の人にも認めてもらえる様に、いっぱいお酒も飲みました。

だってひとりで作ってないですからね。

そこで考えたことが、結果今に繋がってるのかと思います。

やる気や、答えは他人は与えてくれません。
きっかけやヒントは与えてくれますが。

僕は経験したことをアドバイスしましたが、
答えは、すべて自分の中にある、と僕は思います。